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「二会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二会の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
支倉事件」より 著者:甲賀三郎
は少壮判事宮木鐘太郎氏で、立会検事は小塚氏、弁護人は能勢氏外三名、私訴を提起した二会社の代理人等、所定の席に居流れた。支倉喜平は見るから不敵の面魂で、臆する色も....
伸子」より 著者:宮本百合子
小異と云うもんじゃろ」 などと、自分もすどおりに通り過ぎた。 「なるたけなら、第二会場の方も今日見てしまいたいと思いますからね」 伸子は、老人が気を張って足を....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の宝華《ほうげ》を吐く故この名あり。初めに金剛座上で説法し九十六億人阿羅漢を得、二会と三会に城外の華林園で説法し、九十四億と九十二億の人が阿羅漢となる。これを竜....
敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ている処から一寸初会に宜く取ったから足を近く通う気になり、女房はなし、遠慮なしに二会馴染をつけ、是から近しく来るうち互に深くなり、もう年季は後二年と云うから、そ....
人間イヴの誕生」より 著者:宮本百合子
この大会に見えなかった。今年の夏のパリの平和会議にも見えなかったし、プラーグの第二会場にも現れなかった。だけれども、それなら日本には、戦争に反対し、国の内外のフ....
博覧会見物の印象」より 著者:宮本百合子
まだ第二会場を一遍通り抜けただけなのでよく分りません。建物から云っては、決して感じよい....
「伸子」創作メモ(二)」より 著者:宮本百合子
父への話。今月は二つも三つも小説を書いたから大変都合がよい) 滞在 泉岳寺、第二会場、万国街 青山墓地で倒れたこと。プリンス of Wells の歓迎門などを....
虫喰い算大会」より 著者:海野十三
□□4 □□4 ―――― 0 “虫喰い算”大会 第二会場 第一階選士となられた貴下の御来場を歓迎します。どうぞ本会場も見事にパス....
日記」より 著者:宮本百合子
十一日(金曜)雨 A、父をつれ、もとの家の方へ行く。 四月一日(土曜)晴 第二会場を見に行く。雑ぱくさはよき趣味の欠乏に於て明に現代を示して居る。三宅坂、赤....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
ますが、其の頃は初会というと座敷|限と云って、顔を見たばかりでお客が得心で帰り、二会目に馴染が附き、漸くお床と云う、それでも厭なら二度三度も振ることが有りますが....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
史研究九巻一号に出ている。 伊勢の津の観音堂の二月十七、八日の法会は、たしか修二会といって古い本にも多く出ているが、土地では津のオコナイということが、沢田君の....