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「二十五菩薩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二十五菩薩の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
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美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
の一部分、中央|阿弥陀如来の向って右に跪坐する観世音菩薩の像である。此全画は又「二十五菩薩来迎図」とも称せられ、恵心僧都の筆という伝説のある絹本の大幅三幅に収め....
山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
しも、最初からの必須条件でないといえる。其が山越し像を通過すると、知恩院の阿弥陀二十五菩薩来迎像の様な、写実風な山から家へ降る迅雲の上に描かれる様になるのである....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
童子や観音・勢至などの乗っている雲は、型に堕しかけた線でかなり固く描かれている。二十五菩薩|来迎図の雲のようにひどくはないが、しかしその方向に進みかけているとい....
偶言」より 著者:津田左右吉
近法なども多少発達し全体としての色調という観念も生ずるようになって、かの高野山の二十五菩薩の大幅の類が現われて来たのである。遺品も尠く作者も解らないが、もし我が....