二十八宿[語句情報] » 二十八宿

「二十八宿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二十八宿の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
少年時代」より 著者:幸田露伴
戸棚の中へ入って突伏して泣いて居たことを覚えて居る。いろいろ療治をした後、根岸に二十八宿の灸とか何とかいって灸をする人があって、それが非常に眼に利くというので御....
トコヨゴヨミ」より 著者:田山花袋
って、ある一種の暦を発明したことを思い出したのであった。それは千年前乃至千年後の二十八宿と七曜日が数字の合せ方で間違いなく出て来るというようなものであった。それ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ないのは、不思議と思うばかりでした。 たとえば、星座を数える方便として、支那の二十八宿だの、西洋のオリオンだの、アンドロメダスだのというのを、形状と、歴史を以....
『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
は認むる能はざる也。 而してその鳥と火とは十二宮中の座次にして、その虚と昴とは二十八宿中の宿名なり。かく東と南とは十二宮により西と北とは二十八宿に據れるに見ば....
南国太平記」より 著者:直木三十五
み入ってますな」 南玉が、後方から、声をかけて 「智慧がお入りなれば、上は天文二十八宿より、下は色事四十八手にいたるまで、いとも、丁寧親切に御指南を――」 「....
三国志」より 著者:吉川英治
の方には赤土を盛って方円二十四丈とし、高さ三尺、三重の壇をめぐらし、下の一重には二十八宿の青旗を立て、また二重目には六十四面の黄色の旗に、六十四|卦の印を書き、....