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二十四時間
「二十四時間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二十四時間の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「生きている腸」より 著者:海野十三
ーんとしてしまった。 ちょうどそれは、午前三時のことであった。 それからなお
二十四時間というものを、彼は慎重な感度でそのままに放置した。
二十四時間経った....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
つづけていた。しかし艦内の一角では、極超短波による秘密無線電話機が、鋭敏な触角を
二十四時間、休みなしに働かせて、本国からの指令を、ひたすら憧れていた。 丁度そ....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
「かんしんをもっているかどうかどころじゃない。きみたちが空を飛んでいるところを、
二十四時間テレビジョンで放送してくれなどという注文があるくらいだ。新聞記事のほう....
「奇賊は支払う」より 著者:海野十三
然としてその手懸りはない。夫人の生命は今や絶対に危殆に瀕している。本社は、今より
二十四時間以内に問題の繭子夫人の隠匿場所又はその生死を確かめて本社調査部迄密報せ....
「恐竜島」より 著者:海野十三
べき小さい犬によってケン及びその友達のもとに到着すると確信している。故《ゆえ》に
二十四時間の間、我々はここにまっていることにしよう。マルタン」 玉太郎はこの手....
「火星探険」より 著者:海野十三
まうぜ」 「なあに、一日に六度食べればいいのさ」 「いや、そうはいかないぜ。夜が
二十四時間もつづくんだろう。
二十四時間を何にも食べないで生きていられるだろうか」....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
カ号は、どこへいく? 二少年は、時間のたったのを知らなかったが、それから、やく
二十四時間すぎた後、二人は前後して、われにかえった。気がついてみると、明かるい光....
「空気男」より 著者:海野十三
らば、姿こそ見えね、身体はそのままでいられる。 粉末の方はフワフワになった上、
二十四時間経たねば元のとおりに帰れない。 しかも一人がフワフワになると、空気の....
「火星兵団」より 著者:海野十三
は胸をなでおろした。
十三時――というのは、一日を午前・午後で区別せず、一日は
二十四時間として言いあらわしたもので、十三時は、ちょうど午後一時にあたる。つまり....
「崩れる鬼影」より 著者:海野十三
した。「ここの谷村博士の研究と何か関係があるのではないでしょうか。博士と来たら、
二十四時間のうち、暇さえあれば天体を覗いていられるのですからネ。殊に月の研究は大....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
ることができるであろう。 艦隊は、前もって打合せをしてあるとおり、あの飛行島で
二十四時間を過すことになっている。その間に士官候補生たちはこの最新の海の怪物の見....
「空襲警報」より 著者:海野十三
ずいぶん家へ帰ってこなかったですね。きょう休暇ですか」 「そうだ。やっとお昼から
二十四時間の休暇が出たんだよ。露子がごちそうをこしらえて待っている。迎えかたがた....
「キド効果」より 著者:海野十三
けのものが画けるんじゃ。凡そ人間というやつは、興奮の振動体のようなもので、いつも
二十四時間、なにかかにかの興奮に神経を焦がしている。腹が減ってくると、食慾が起り....
「妖怪学」より 著者:井上円了
といえども、その収縮と伸張との間に、毎回少時の休息あり。これを積算すれば、一昼夜
二十四時間内に、六時間休息するの割合なり。肺も絶えず空気を呼吸すといえども、その....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
の縄にたよらしむるも、ときどき高浪の波よけをこえて打ち込むあれば、危険を免れず。
二十四時間の船の航程、平日三百マイル前後なるに、今日はわずかに百二十三マイルに過....