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二審
「二審〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二審の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
彼に不利なのだ。 けれどもこの拷問云々の上願書は今後彼が大正十三年六月十九日第
二審の判決に先だって、獄中に庄司署長に対して恐ろしい呪いの言葉を吐きかけながら縊....
「縮図」より 著者:徳田秋声
月の末、控訴院から大審院まで持って行った猪野の詐欺、横領に関する事件がいよいよ第
二審通り決定した旨の電報が入り、渡弁護士の斡旋によって、弁護士の権威五人もの弁論....
「獄中記」より 著者:大杉栄
と同時に、二年前に保釈出獄した電車事件の連中も、一審で無罪になったのを検事控訴の
二審でまた無罪になり、さらに検事の上告で大審院から仙台控訴院に再審を命ぜられ、そ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ノ報酬額ハ左ノ区別ニ従ウ
一、予審事件ハ第一審事件ノ報酬額ノ三割トス
二、第
二審事件ハ第一審事件ノ報酬ト同額トス 但第一審事件ノ報酬ヲ受ケタル場合ハ八割トス....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
戸地裁下妻支部でも犯行を認めたのでいずれも無期懲役の言渡しをうけ東京高裁に控訴、
二審では最初から否認したが認められず、さらに最高裁に上告、小林は上告趣意書で次の....