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二川
「二川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二川の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黄鳥の嘆き」より 著者:甲賀三郎
一 秘密の上にも秘密にやった事だったが、新聞記者にかゝっちゃ敵わない、すぐ嗅ぎつけられて終った。 子爵
二川重明が、乗鞍岳の飛騨側の頂上近い数百町歩の土地を買占めただけなら兎に角、そこ....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
が、人々に所望されて現在巻頭の二枚しか残っていない。 筆跡は巻頭に掲ぐる通り、
二川様に、お家様、定家様、唐様等を加味したらしい雅順なものである。舞台上の翁の雄....
「白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
悪沢岳の方が、近いだけに、赤石山より高くはないかと思われた、甲府平原は、釜無笛吹
二川の合流するところまでよく見える、直ぐ脚下には、岩壁多くの針葉樹を帯びて、山の....
「狂歌師赤猪口兵衛」より 著者:夢野久作
も何もないノッペラボーの古下駄を二つ掛け並べて、右の方には狂歌師、坂元寓と達筆な
二川様、左の方には、定家様くずれの行書面白く取交ぜて、 坂元の家は明智のざまの助....
「水と骨」より 著者:佐藤垢石
である。長倉の峡を下って茨城県へ入れば、一層水温が高くなるといっていい。 この
二川は、表日本の異例であろうか。 黒部川は、裏日本の特例である。断層によってで....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
あるこの小鹿田の窯を訪ねるに如くはないと思います。 筑後にある窯場では三池郡の
二川を挙げるべきでありましょう。仕事場として美しい茅葺の建物が見られます。この窯....
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
故、誰にもよく知られていないのである。 昭和三年の中頃であったか、始めて筑後|
二川でこの種の鉢や甕が作られたことが分って来た。私はその報告を「工芸の道」の口絵....