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「二幅対〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二幅対の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あらくれ」より 著者:徳田秋声
間に古風な島台を飾りつけたり、何処からか持って来た箱のなかから鶴亀《つるかめ》の二幅対を取出して、懸けて眺《なが》めたりしていた。 「今度と云う今度は島ちゃんも....
樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
ちがい棚などが目苦《めまぐるし》いまでに並べたててあり、床《とこ》の間《ま》には二幅対《にふくつい》の絹地の画、その床を背にして、久佐賀某は机の前に大きな火鉢を....