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二度寝
「二度寝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二度寝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中記」より 著者:大杉栄
接近している心強さなどで、一枚の布団に柏餅になって寝る窮屈さや寒さも忘れて、一、
二度寝返りをしたかと思ううちにすぐに眠ってしまった。 野口男三郎君 翌日は雨....
「雁」より 著者:田中貢太郎
漁師は雁を獲ったうえに金まで拾ったので、其の日は漁に往くことを廃して家へ帰り、
二度寝をしている女房を起して鳥と財布を見せた。女房は財布の中の書類を開けて見た。....
「三国志」より 著者:吉川英治
も夜が明けたら、北のほうの町まで行くが、てめえのために眼をさましてしまった。もう
二度寝もできまい。ちょうど荷物があって困っていた所だから、俺の荷をかついで、供を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
もしれん。元々、風上にはおけぬやつだ。あてにはするな」 先に道誉が味方を救った
二度寝返りの芸などは、いかに大きな軍功であろうと、直義には内心、軽蔑の感しか残さ....