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二条院
「二条院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二条院の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
がね、こうして御質素なふうをなすっていらっしゃる姫君を、私は拝見して、その奥様や
二条院のお姫様に姫君が劣っていらっしゃるように思われませんのでうれしゅうございま....
「源氏物語」より 著者:紫式部
がってしまうこともあって、済まない結果にもなるのですよ」 と言って源氏は、隣の
二条院のほうの蔵をあけさせ、絹や綾を多く紅の女王に贈った。荒れた所もないが、男主....
「源氏物語」より 著者:紫式部
されても、なお胸の悲しみはせき上がってくるのであった。 夕霧も、紫夫人の忌中を
二条院にこもることにして、かりそめにも出かけるようなことはなく、明け暮れ院のおそ....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
めにいる》、|明我長相憶《わがながくあいおもうをあきらかにす》」と詠じたのも、後
二条院《ごにじょういん》の、 こひしさのねてや忘《わす》ると思《おも》へどもま....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
一四│ └ 式子内親王 一四┘ ×俊頼 一三
二条院讃岐 一三 知家 一二 八条院高倉 ....
「無月物語」より 著者:久生十蘭
府の允になって任地へ発つ運びになったが、二男の国吉は灯心売りになり、三男の泰博は
二条院の雑色になって、乞食のような暮しをしていた。泰文のやりかたがあまりひどいの....