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二次
「二次〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二次の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
と尻餅をついてしまった。 女大臣は国民戦隊を編成させて出発させた。その後にも第
二次第三次の国民戦線が送られた。しかし第十室の出入口はビクともしなかった。 彼....
「放送された遺言」より 著者:海野十三
勢力《エネルギー》は人力を超越し、人意を踏みにじって、そこに現われてくるものは第
二次の原子変成現象、第三次の原子変成現象、それからまた第四次、第五次と引きつづい....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
戦争は長期戦争・総力戦で、武力のみでは戦争の決がつかないというのが常識になり、第
二次欧州大戦の初期にも誰もが持久戦争になるだろうと考えていましたが、最近はドイツ....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
、日本の大政翼賛會等はいづれもこれである。依然として自由主義に止つた諸國家も、第
二次大戰起り、ドイツのフランス、イギリスにたいする緒戰の壓倒的勝利、さてはドイツ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
そうとしている。 第一次の帝都空襲に、予想以上の大痛手をうけた祖国日本は近く第
二次の大空襲を、太平洋と亜細亜大陸両方面から、挟み打ちの形で受けようとしている。....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
は釜石が敵艦隊のため艦砲射撃を受けた。本州艦砲射撃の最初である。 ◯昨十四日は、
二次のKB来襲。主として東北及北海道南部。 ◯やはり昨日、森村義行君を玉川電車の....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
ろへ連れていって下さるのですか」 「そうですとも。しかし四次元世界だけではなく、
二次元世界へも一次元世界へもご案内いたしましょう」 「四次元世界に、
二次元世界に....
「超人間X号」より 著者:海野十三
機械人間は、腕を背中にくんで、部屋の中を、こつこつと歩きまわっていた。第一次、第
二次の攻撃は、どうにか撃退したものの、いつあらたな武器を持って、第三次の攻撃が始....
「地球要塞」より 著者:海野十三
ころが、もし今、横と縦とだけがあって、高さのない世界があると考えよう。横と縦との
二次元の世界である。われわれより一次だけ少い世界である。この
二次元の世界は、横と....
「第四次元の男」より 著者:海野十三
縦と横と高さとを持つ。つまり三次元だ」 「うん、三次元の世界だ」 「しかるに今、
二次元の世界があったと仮定しろ。それは縦と横とがあるきりで、高さがない。まるで静....
「ある男の堕落」より 著者:伊藤野枝
気がしました。 間もなく私共は一時雑誌を中止して鎌倉へ引越しました。その冬、第
二次の「労働運動」を初める頃までに、二三度遊びに来ましたが、彼はもう何となく、私....
「瘤」より 著者:犬田卯
とで、いつかあたりはもう薄ら暗く、街道を通る人も稀であった。田辺は宴果ててからの
二次会のことなど早くも空想に描きながら、その頃流行してきた「上海小唄」を口笛で得....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
ぎたる言葉でないと存ずるのであります。 吉田総理の国会無視の傾向は、第一次、第
二次、第三次、第四次内閣と、数え来れば枚挙にいとまがございません。本国会において....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
に乗ったといえる。もっとも現在までの四十年間には、関東大震災、日本製紙の合併、第
二次大戦後の混乱とまだまだ多くの苦難が私を待ちうけていたが、三十歳までに味わった....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
大観」を試みたが、その後、人々の希望により、昭和十五年一月印刷するに当り、既に第
二次欧州大戦が勃発したため、若干の小修正を加えたのが現在のものである。 フラン....