二毛[語句情報] »
二毛
「二毛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二毛の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「桐生通信」より 著者:坂口安吾
ばかりでなく雪国全体のものだとすれば、そして新潟ばかりでなく秋田や山形の水田にも
二毛作ができるようになれば、日本の食糧事情も一変するようになるだろう。しろうと考....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
耕作し得る土地で休耕地となっているものはない。土壌は、熱い恵みの太陽の下で、大抵
二毛作が出来る。これは土壌に改良を加え、また客土、施肥、灌漑、及びあらゆる周到適....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
りも遥かにより多量の食物を生産する。毎年各々三十ブッシェルないし六十ブッシェルの
二毛作が、一エーカアの通常の生産物であると云われている。従ってその耕作はより多く....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
、第二版以下では削除された、――
『支那では、ある州の土地は、肥料を施さずに米の
二毛作が出来るほど肥沃である、と云われている。英蘭《イングランド》にはこれに当る....
「木の葉山女魚」より 著者:佐藤垢石
穂先のやわらかい竿がよろしい。仕掛けの全長は竿の長さだけで錘から上四、五尺を一厘
二毛柄のテグスにして、鈎素は八毛か一厘柄のテグス五寸くらい。鈎は袖型の六分か七分....
「にらみ鯛 」より 著者:佐藤垢石
二寸が標準であった。小鳥は、十羽の代が銀一分七厘三毛。蕨は、一把五十本束代銀五厘
二毛、などというのであった。 けれど市中の物価というものは、常に一定しているも....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
味噌にて蛋白質壱割五分四厘、脂肪五分九厘四毛、含水炭素壱割一分三厘、繊維四分七厘
二毛、鉱物質壱割四分、余は水分なり。 ○米飯は平均蛋白質が三分一厘六毛、脂肪が五....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
にしよう。 田植のあとさきには、同じように骨の折れる大きな仕事がいろいろある。
二毛作といって田にも麦を作るようになると、稲の苅り跡は冬にはいるまえに、馬などを....