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二河
「二河〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二河の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「開扉一妖帖」より 著者:泉鏡花
んな壁際に踞みもしまい。……動悸に波を打たし、ぐたりと手をつきそうになった時は、
二河白道のそれではないが――石段は幻に白く浮いた、卍の馬の、片鐙をはずして倒に落....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
んが(禅)「一心正念にして直に来れ。我|能《よ》く汝を護らん。衆《す》べて水火の
二河に堕せんことを畏れざれ」という文句の解説をやって時局的な意味をつけていたが、....
「那珂川の鱸釣り」より 著者:佐藤垢石
抜き、そのまま河原へ駆け上がってから、道糸を手繰り寄せ、手網は使わないで、遮二無
二河原へ鱸を引っ張り上げるのである。まあ、夕方一刻にこの釣り方で大鱸の五本や六本....