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「二番茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二番茶の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ならぬ。甘藷の蔓もかえさねばならぬ。陸稲や黍、稗、大豆の中耕もしなければならぬ。二番茶も摘まねばならぬ。お屋敷に叱られるので、東京の下肥ひきにも行かねばならぬ。....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
茶摘みかな」茶摘みの盛季はとく過ぎたれど、風は時々|焙炉の香を送りて、ここそこに二番茶を摘む女の影も見ゆなり。茶の間々は麦黄いろく熟れて、さくさくと鎌の音聞こゆ....
日記」より 著者:宮本百合子
して呉れる。自分達が自分達の生活を始めるのによいと思う。且、未定、 七月九日 金二番茶つみ。 Everything will be improved. Dea....
母の手毬歌」より 著者:柳田国男
いう語がよく通じ、前茶・朝お茶・四つ茶というのが午前の茶のこと、八つ茶・七つ茶・二番茶などというのが午後のである。もう知っているひとは多いだろうが、四つ・八つ・....