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二番草
「二番草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二番草の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天狗」より 著者:太宰治
声。前句で既に、わかり切っている事だ。芸の無い事、おびただしい。それにつづけて、
二番草取りも果さず穂に出て 去来だ。苦笑を禁じ得ない。さぞや苦労をして作り出し....
「不在地主」より 著者:小林多喜二
痛く顔に当った。何処かで、ヒソヒソ声がする。――そんな組が二つも、三つもあった。
二番草を終って、ここしばらく暇だった。 堤に出ると、すぐ足の下の方で、話し合っ....