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二者選一
「二者選一〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二者選一の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人間失格」より 著者:太宰治
く味《あじわ》い、そうして言い知れぬ恐怖感にもだえるのでした。つまり、自分には、
二者選一の力さえ無かったのです。これが、後年に到り、いよいよ自分の所謂「恥の多い....
「夜の靴」より 著者:横光利一
非らざれど、という馬祖はもうこれから脱け出ている。しかし、私はこの幻影を信じる。
二者選一の場合に於ても、つねに私は自分の排する方に心をひかれる小説家だった。たし....