二荒山[語句情報] » 二荒山

「二荒山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二荒山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
》芳賀郡《はがごおり》のお生れですナ。今を去る千百余年、延暦《えんりゃく》三年|二荒山《ふたらさん》の山腹において、桂《かつら》の大樹を見つけ、それを、立ち木の....
帝展を見ざるの記」より 著者:寺田寅彦
みたが容易に思い出せない。帝展以外の方面もひっくるめてやっと思い出しのが龍子の「二荒山の絵巻」、誰かの「竹取物語」、百穂の二、三の作、麦僊の「湯女」などがある。....
食指談」より 著者:佐藤垢石
とを加えたのが役に立ち、しかもほんとうの上味噌が用いてある。 殊に、鹿は日光の二荒山、赤薙山、太郎山、明神岳あたりを中心とした連山で晩秋の交尾期が去って雪を迎....
わが童心」より 著者:佐藤垢石
山が、赤城の長い青い裾から、鋸の歯のように抜けだしている。足尾山は、中宮祠湖畔の二荒山や、奥日光の峻峰を掩い隠しているけれど、わが上新田から一里半ばかり南方の玉....