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二重丸
「二重丸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二重丸の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「柿色の紙風船」より 著者:海野十三
すぎるのだわ」 そのうちに廊下に大きな掲示が貼り出された。「懸賞」と赤インキで
二重丸をうった見出しで、「ラジウムを発見したる者には、金五百円也を呈上するものな....
「惜別」より 著者:太宰治
記し、そうして、全部漏れなく出席せられたし、と書き添え、それから「漏」という字に
二重丸を附けた。五、六人の生徒は、どっと笑った。私は、いつもクラス会には人が集ら....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
……ははあ、こいつが釜無川だな。……おおここに記号がある」 釜無川の川岸に朱で
二重丸が入れてあった。 で、友蔵は腕を組み、じっと何かを考え込んだ。 さてそ....
「墓地展望亭」より 著者:久生十蘭
ブの河が流れている。 青いダニューブの河! その岸に、マナイールが、首府の標の
二重丸をつけてたたずんでいる。 マナイール! 竜太郎は、その上へ、そっと人差....
「デモクラシーの要素」より 著者:新渡戸稲造
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