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二階堂道蘊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
久の策とも、自分には考えられるが」 うなずく顔もなくはなかった。 しかしその二階堂道蘊の顔を睨まえて「……さらば御辺は、朝廷方か」と、今にも詰め寄りかねない....
私本太平記」より 著者:吉川英治
初め、吉野は陥ち、宮は高野へ落ちのびてしまったので、こんどは土民に化けて、寄手の二階堂道蘊の荷駄隊へ軍夫となってまぎれこみ、一しょに河内へひきあげて来たというわ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
引きつけ、引きつけ、さんざんに戦った果て、義光は自刃した。 後日、寄手の大将|二階堂道蘊が、その首を六波羅まで送り届けてから、 「宮ではない」 とわかり、大....