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「二黒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

二黒の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
借りて黄金を作り出すと誇り、一五九五年バイエルンで刑せらる。同時にその常に伴うた二黒犬は魔が化けたのだとて、犬を人同様裁判の上衆民の見る所で弩《ど》を以て射殺し....
貞操問答」より 著者:菊池寛
と、新子もいつの間にか、御幣かつぎになっていた。自分が六白星だから、七赤、八白、二黒の日は吉で九紫、三碧、四緑の日は凶であるなどと、朝刊の九星を気にしたり、カー....
死屍を食う男」より 著者:葉山嘉樹
赤《しちせき》だか八白《はっぱく》だかまるっきり知らなければ文句はないが、自分は二黒《じこく》だと知っていれば、旅行や、金談はいけない、などとあると、構わない、....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
位だ。その凶は暗剣殺で未申《ひつじさる》――西南――の方、これを本命《ほんめい》二黒土星で見れば未申は八白の土星に当るから坤《こん》となる。卦からいうと坤為《こ....
妖怪学」より 著者:井上円了
その背に文あり。これより相伝えて九星起こるという。九星の名目は左のごとし。 一白二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 これを時に配し、日....
迷信解」より 著者:井上円了
」より出でたりというも、真偽は定め難い。その数が一より九までありて、これに一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し....