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「五七調〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五七調の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田舎教師」より 著者:田山花袋
を別号にして、日記の上表紙に書いたり手紙に署したりした。「歌妓しら滝の歌」という五七調四行五節の新体詩を作って、わざと小畑のところに書いてやったりした。 時に....
俳句の精神」より 著者:寺田寅彦
、七、を一つの異なる定型としてはなぜいけないか。この疑問に答えるには日本における五七調の成立と、その必然性とを考えなければならない。 どうして日本に五、七ある....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
ントもない。故に日本語の音律的骨骼は、語の音数を組み合す外にないのであって、所謂五七調や七五調の定形律が、すべてこれに基づいている。然るにこの語数律は、韻文とし....
一利己主義者と友人との対話」より 著者:石川啄木
い晩だろう」どっちも七五調じゃないか。 B それは極めて稀な例だ。 A 昔の人は五七調や七五調でばかり物を言っていたと思うのか。莫迦。 B これでも賢いぜ。 A....