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五二
「五二〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五二の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「両国の秋」より 著者:岡本綺堂
の皿を片付けながら訊いた。 お花は黙ってうなずいた。 「当ててみようか。浅草の
五二屋《ごにや》さん。どうだい、お手の筋だろう」 「楽屋番さんにして置くのは惜し....
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
史的な発見なのさ」 法水は頭から信じないように、 「世界最初の活字聖書は、一四
五二年版のグーテンベルク本だが、それと同じ年に和蘭ハーレムの人コスターも、印刷器....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
勘定に入れるために、太陽は冬期は毎日一・〇一五九度。夏期はこれに反して毎日〇・九
五二四度ずつの円弧を描いて進行するものであると仮定した。最も著名なバビロニアの星....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
クタネブスは、毎年ニイルの氾濫を告げる双魚座を、※ではないだろうか。ところで、一
五二四年にもそれがあって、当時有名な占星数学者ストッフレルが再洪水説を称えたと云....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
ると出して見せると親切に話しながらみな平げて行ってしまった。 大山――僅か五六
五二尺の山だが、偃松があるのと眺望の雄大なのに驚いた。 船上山――さすがは有名....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
たは弥次郎兵衛様でございますな。」 「その通り。……この度の参宮には、都合あって
五二館と云うのへ泊ったが、内宮様へ参る途中、古市の旅籠屋、藤屋の前を通った時は、....
「一週一夜物語」より 著者:小栗虫太郎
。 それは、中学を出て一年遊び、翌大正八年五月から十一年二月まで、横浜山下町一
五二番地、メーナード・エス・ジェソップ商会というのに勤めていた。この店は、ブロン....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
講義をしまいてから、散歩ながら帰って来た。講師としては非常に評判がよかった。一八
五二年まで続けておったが、学制が変ったので、辞職して、アーベルを後任に入れた。 ....
「夜の構図」より 著者:織田作之助
ホテルを出ると雨が降っていた事。 三
五二号室の女の代りに四二一号室の女に外科手術をする事。 並んで第一ホテルを出る....
「皇海山紀行」より 著者:木暮理太郎
防火線を兼ねているのかも知れぬ。少し下ると今度は真直ぐな長い登りが続いて、五一、
五二林班と記した杭のある所で、幅の広い道は終って、そこから左に幽かな小径が通じて....
「火と氷のシャスタ山」より 著者:小島烏水
年も後になって、シャスタは地図の上に戸籍が入った。しかし始めて登られたのは、一八
五二年のことで、この辺の山としては、遅い方でもなかったが、あとから探検された他州....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
国宗の本山を見るに、その美大なるは旧教に及ばず。最後にシドニー大学を参観す。一八
五二年の創立という。外観は広壮なれども、内容はこれに伴わず。その中に図書館、博物....
「四つの都」より 著者:織田作之助
葉子も立って手伝いに行く。 夜店出しが荷車をひいて帰って来るのが窓から見える。
五二 露地。 夜店出しが荷車をひいてはいって行く。 共同水道端の水道の水滴がポト....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
任じ、捕吏を職とし、雑役に任じたことは、片桐且元の兵庫の夙に関する文書(三巻四号
五二頁「鹿鳴随筆」所収)以下、その証拠がすこぶる多い。彼らのある者はまた種々の遊....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
オットー・ヤーン――『レオノーレ・第二回改作によるテクスト付ピアノ抜萃曲』(一八
五二年) Dr. Erich Prieger.――Fidelio, Klavie....