五大尊[語句情報] » 五大尊

「五大尊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五大尊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
天部という。これは梵天、帝釈、弁天、吉祥天等。次は怒り物といって忿怒の形相をした五大尊、四天、十二|神将の如き仏体をいう。諸仏の守護神です。それから僧分の肖像、....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
静かに引き入れられて行く気持ちになれなかった。初めてのときには両界曼陀羅や醍醐の五大尊などと比べて見たが、この日は弥陀三尊と比べて見たというようなことも、その原....
私本太平記」より 著者:吉川英治
殿などになぞらえられていた所の一切の御物――また昼の御座の“日の簡”、おん仏間の五大尊の御像、后町のきらびやかな御簾ごとの調度なども――すべてそのままお立退きの....