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五大州
「五大州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五大州の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球図」より 著者:太宰治
にして、上下四|旁《ほう》、皆、人ありて居れり。凡《およそ》、その地をわかちて、
五大州となす。云々。 それから十日ほど経って十二月の四日に、白石はまたシロオテ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
「おれは十五歳にして、信濃一国に鳴り、二十歳にして日本全国に鳴り、三十歳にして
五大州に鳴る。君は二十一歳というのに、おれはまだ高杉晋作なるものの名を聞いたこと....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
度もなかった! これは世界の四大州を発見したようなものだ、いや、四大州じゃない、
五大州だよ! ほんとになんという思いきったやり方だろう! それはちょうど、あの時....
「紅毛傾城」より 著者:小栗虫太郎
、この島に根城を求めたが、今までは一とおり、金髪にも亜麻色にも……。ええしたが、
五大州六百八十二島の中で、ものもあろうに緑の髪の毛とは……」 しかし、そうして....
「西航日録」より 著者:井上円了
おわれること幾千年であろうか。人がひとたびこの光景をみるとき、そのたけだけしさに
五大州(世界)をのまんとするの思いをいだくことだろう。) またこの日の壮遊を詠....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
まだかつて休むことはなかった。堂々たる意気はだれがおさえられようか、大声を発して
五大州をのみこもうとする。) 五大洲中皆我居、終生北馬又南車、老来漸脱。 (五大....