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「五岳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五岳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
てあった。それを通ると鐘楼であった。梵鐘は青く緑青を吹き、高く空に懸かっていた。五岳の塔と六府の塔を、左の方に睨みながら、九曜殿の方へ進んで行った。黒木造りの宮....
『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
りとあるは、禹が治めたる水に縁ある黒色に基けるものならん。この他四岳の如きも實は五岳の思想と同一なるものにて、中央の王座たる一つを省きたるものなるべく、漢民族の....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
個所の中の霊場である。なお天山というがあって、五つの小さい山があったから、詩人は五岳とも呼んでいた。これは南北朝の頃土居得能二氏が長門の探題北条英時を討取った場....