五所川原[語句情報] »
五所川原
「五所川原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五所川原の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「帰去来」より 著者:太宰治
れない。中畑さんは、私の死んだ父に、愛されていたようだ。私の町から三里ほど離れた
五所川原という町の古い呉服屋の、番頭さんであったのだが、しじゅう私の家へやって来....
「故郷」より 著者:太宰治
電報である。 翌朝八時、青森に着き、すぐに奥羽線に乗りかえ、川部という駅でまた
五所川原行の汽車に乗りかえて、もうその辺から列車の両側は林檎畑。ことしは林檎も豊....
「雀」より 著者:太宰治
この津軽へ来たのは、八月。それから、ひとつきほど経って、私は津軽のこの金木町から津軽鉄道で一時間ちかくかかって行き着ける
五所川原という町に、酒と煙草を買いに出かけた。キンシを三十本ばかりと、清酒を一升....
「たずねびと」より 著者:太宰治
能代駅で下車し、そこから五能線に乗りかえ、謂わば、青森県の裏口からはいって行って
五所川原駅で降りて、それからいよいよ津軽鉄道に乗りかえて生れ故郷の金木という町に....
「五所川原」より 著者:太宰治
叔母が
五所川原にいるので、小さい頃よく
五所川原へ遊びに行きました。旭座の舞台開きも見に....
「鬼」より 著者:吉川英治
ら、幾帖も出来ていた。それも書類も、すべてこの中津軽と南津軽との間を横断している
五所川原の治水工事に関するものばかりだった。 棟方与右衛門は、それへ見入りなが....