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五摂家
「五摂家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五摂家の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
出入りとなり、役人をもやった。公卿においてもやはり同様で、身分の高くない公卿は、
五摂家などに出入りしてその家職となり執事となった。一方においては低いながらも朝廷....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
婚と云いたいが、これでは話がアベコベだ。大伴家累代の重臣が縁組をすすめるならば、
五摂家の姫君などが、いかにも然るべきところであろう。このへんの話がまことに奇怪で....
「奥の海」より 著者:久生十蘭
、貧乏公卿の家族は、むかしから、人間の食うようなものは食っていない。 親王家と
五摂家には、御入用調役というものがついていて、体面を維持する程度のことをしてくれ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
たほどであったが、やはり嫡妻倫子腹の頼通の子孫から近衛・九条の二家が分れ、さらに
五摂家に分れて今日に血を引いたが、高松殿腹の長家の筋は摂関大臣に登る家柄にはなれ....