五斗米[語句情報] » 五斗米

「五斗米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五斗米の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近世快人伝」より 著者:夢野久作
の国士を以て任ずる玄洋社の連中は、普通の人民と同様に衣食のために駈廻らず、同時に五斗米に膝を屈しないために、自給自足の生活をすべく、豪傑知事|安場保和から福岡市....
二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
に僕がピュリタンだなんて、どうしてわかります。 それどころか、僕は『豈《あに》五斗米のために腰を折って郷里の小児に見《まみ》えんや』っていうような他人は好きで....
三国志」より 著者:吉川英治
ある。 近年、漢中(陝西省・漢中)の土民のあいだを、一種の道教が風靡していた。五斗米教。 仮にこう称んでおこう。その宗教へ入るには、信徒になるしるしとして、....
三国志」より 著者:吉川英治
馬超とその部下、馬岱、※徳などの六、七名は、流れ流れて漢中にたどりつき、この国の五斗米教の宗門大将軍|張魯のところへ、身をよせた。 張魯に年頃のむすめがある。....