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「五行本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

五行本の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
芽生」より 著者:宮本百合子
っけ、覚えてる?」 私はほんとうに好い気持で云った。お敬ちゃんは畳に散って居る五行本の字を見つめながら、 「ほんまにしずかな好い日や」 こんな事を細い声で云....
竹本綾之助」より 著者:長谷川時雨
ケチを持ち、匂袋《においぶくろ》をさげて綾之助の後をついて歩いた。その人はいつも五行本の書風に真似《まね》、文句も浄るり節《ぶし》の手紙を、半年のうちに百数十通....