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五金
「五金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五金の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
は屋敷へ帰ったが、勤番者で他から金子を送る者もないから、大事の大小を質入して二十
五金を拵らえ、正直に奉書の紙へ包み、長い水引をかけ、折熨斗を附けて金二十両小増殿....
「染吉の朱盆」より 著者:国枝史郎
枚以上は……」 「では三枚お願いしましょう。……で、値段は? 一枚の?」 「二十
五金ほどでございましょうか」 「では手附を、半分だけ」 「四十金? で……。これ....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
下のこの磧は一々|蓮華の形状をなし居る世に珍しき磧なり、わが眼の前のこの砂は一々
五金の光をもてる比類まれなる砂なるぞと説き示せば、二人は遠眼にそれを見ていよいよ....