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五障
「五障〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五障の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の中にもあるわい。殺生も悪いけれど邪淫《じゃいん》もよくない、女という奴、十悪と
五障の身を持ちながら、あたら男を迷わして無限の魔道へ引張り込む、その罪は禁断の場....
「婦人と思想」より 著者:与謝野晶子
せられたのではないか。自分らの解放せられた喜びを忘れて婦人の解放を押え、剰え昔の
五障三従や七去説の縄目よりも更に苛酷な百種の勿れ主義を以て取締ろうというのは笑う....
「後光殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
念誦の写本が、中央に拡げられてある。杵鈴を錘に置いて開かれている面と云うのは、「
五障百六十心等三重赤色妄執火」と云う一節だった。 「この一巻を始めから唱えていた....