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五風十雨
「五風十雨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
五風十雨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「津浪と人間」より 著者:寺田寅彦
の週期を十分の一か百分の一に縮めるかすればよい。そうすれば災害はもはや災害でなく
五風十雨の亜類となってしまうであろう。しかしそれが出来ない相談であるとすれば、残....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
嗄《か》れて、鼻唄ひとつが千両だった。江戸もん同士がひどく気さくで、御代は太平|
五風十雨《ごふうじゅうう》で、なんともいえず、嬉しかった。私は、「俳諧亭句楽」の....
「寄席行灯」より 著者:正岡容
とかつて喝破せられしもまた、じつに同様の消息を語るものとぞ思わるる。 それ
五風十雨《ごふうじゅうう》の太平の御世なりしかば、そのような愚かもまたなし得たの....