亜相[語句情報] » 亜相

「亜相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

亜相の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暗黒公使」より 著者:夢野久作
った。自分もそのまま席を立って楽屋の前を通り抜けた。楽屋は近いうちに建築される東亜相互生命保険会社の板囲いと背中合せになっていて、そこへ行くのには演技場内から楽....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
してしまった。大病人を逐い出すのは当時一般に行なわれたことで、三条家の知合なる某亜相のごときは、十一年間も妾同様にしておった女を、やはり大病になると近所の道場ま....
私本太平記」より 著者:吉川英治
府をあらたに創るべく発足して行ったものだった。 その補佐には。顕家の父、北畠|亜相(親房)、結城宗広。――供には、冷泉少将家房、伊達ノ蔵人行朝、三河|前司親朝....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ど、何もかもがあじけない儚さに映るひとみにもなる彼女だったが、しかし東から北畠の亜相がこれへ帰ってからは、廷臣たちの意気もとみに揚がり、廉子も今なお少しのおとろ....