亜硫酸[語句情報] »
亜硫酸
「亜硫酸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
亜硫酸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「追憶の冬夜」より 著者:寺田寅彦
う音、迸る火花、ホクチの燃えるかすかな囁き、附け木の燃えつくときの蒼白な焔の色と
亜硫酸の臭気、こうした感覚のコムプレッキスには祖先幾百年の夢と詩が結び付いていた....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
をありがたく感謝して居ります。 また数年前アメリカから輸入される乾杏が、多量の
亜硫酸を含むという理由で、発売を禁止されたことがありますが、これが動機となって私....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
十七 船内の消毒 船中で鼠を駆り、また消毒をするために
亜硫酸瓦斯を用うる事があるが、その効験に関する詳細な調査の結果に拠れば、鼠や害虫....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
たものだ。一種異様の悪臭が私の鼻をも衝いた。うむ、むむむむである。 「あははは、
亜硫酸|瓦斯だよ。大丈夫。」という上から笑い声もした。 そこで、また、どかどか....