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亡き者にする
「亡き者にする〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
亡き者にするの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
腹の病めないように殺してしまえと勧めたのだということです。いずれにしても与次郎を
亡き者にすることに決めたが、勿論、むやみに殺すことは出来ない。そこで、善昌は与次....
「世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
スを召すという命令が出たので、この残忍な計画は破壊された。 そこで、ラザルスを
亡き者にすることが出来ないまでも、せめては彼の顔から受ける恐ろしい印象を和らげる....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
のだ。
もてあました峰丹波とお蓮様、このうえは源三郎をおびきだして、ひと思いに
亡き者にするよりほかはないと、門之丞をだきこんで、ああして葛飾《かつしか》の寮へ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
を着けることが出来ない。すなわちテンゲーリンを滅ぼし、そしてテーモ・リンボチェを
亡き者にするというようなああいう大騒動を起しても、シナはそれに対して一定の責を問....