交戦国[語句情報] »
交戦国
「交戦国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
交戦国の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
との見解は十分に検討されなければならない。 如何なる時、如何なる所に於ても、両
交戦国の戦争力に甚だしい懸隔があるときは持久戦争とはならないのは、もちろんであり....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
いる。而もそれは女性の母性の保護の下にである。ヨーロッパ大戦に於てはヨーロッパの
交戦国の女性は、男性の手不足のために生産労働にかり出されたが、併し狡兎死して走狗....
「世界の寡婦」より 著者:宮本百合子
の闘争の方法をすっかり変化させた。戦線は飛行機の快速力とともに拡がった。すべての
交戦国にとって銃後というものは存在しなくなった。戦災という言葉は戦争によってひき....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
のように形式的なものでなくて、人道的平和運動の実際的要求が欧洲の戦場とその背後の
交戦国民との間に血に染りながら動いていると思います。恐らくこの戦争は過去のどの戦....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ではないからまさか三年はかかりますまい。緑郎なんかどういうことになるでしょう。只
交戦国人として抑留されたのではないから。ベルリンなんかにいた日本人の中で動きかた....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
の困難なるを示し、欧州大戦は遂に持久戦争に陥り、タンク、毒ガス等の使用により、各
交戦国は極力この苦境より脱出せんと努力せるも、目的を達せずして戦争を終れり。 五....