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亥の子
「亥の子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
亥の子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、メキシコ人等が神に像《かたど》った餅を拝んだ後食うたなども同義である。わが邦の
亥の子餅ももと猪を農の神として崇めた余風で、猪の形した餅を拝んだ後食ったらしい。....
「源氏物語」より 著者:紫式部
すとも、おめでたい初めのお式は吉日を選びませんでは。それにいたしましても、今晩の
亥の子でない明晩の子《ね》の子餠はどれほど作ってまいったものでございましょう」 ....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
数々のセチビが認められていた。いわゆる五節供三節供には限らず、九月の秋祭、十月の
亥の子、その他毎月の日待月待までを、鹿児島県などではみんな折目節目と呼んでいる。....