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「京上り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

京上りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
年の波、御魂は慕ふ西の京、吾事終へつと嘘きて、君|逝きましぬ東京に。 東下り、京上り、往来に果つるおん旅や、御跡印す駅路の繰りひろげたる絵巻物、今巻きかへす時....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
ることを厭がり、江戸に居てさえ帰りたい帰りたいといっていたほどであるから、今度の京上りも、家族等のためには憂であったのである。私も何だかやや馴染んだこの藩地を離....
わが寄席青春録」より 著者:正岡容
流しを奏でさせて吹き込んだ。同じく私の推称した先代木村重松の「慶安太平記」(善達京上り)とともにこれが大ヒットして、トントン拍子に金馬君は旭日昇天の人気者になっ....