京華[語句情報] »
京華
「京華〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
京華の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
崖州は当時は甚だしい蛮島であった。謂の作、 今崖州に到る 事|嗟く可し、夢中常に
京華に在るが如し。 程途何ぞ啻一万里のみならん、戸口|都べて無し三百家。 夜は聴....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うさつ》す、紅裙《こうくん》六幅の霞 怪しまず、風姿の春さらに好きを 媚山明水小
京華 暖は城墟《じやうきよ》に入つて春樹|香《かん》ばし はしなく嗾《そそのか》....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
舎へ運びました。ここの家には今おやじと中学二年の弟とがいます。弟はずっとここから
京華に通うでしょう、おやじは、東京にうちがなくなったから上京すればここに泊ります....
「虹の橋」より 著者:久生十蘭
に南方で戦死している。 履歴書の方は、深川第一小学校、日本高女の技芸科を二年。
京華ダンスホールに一年、西銀座の「ベラミ」というバアに一年、それから大阪……これ....
「日記」より 著者:宮本百合子
曜作法試験 三月四日(水曜) 〔摘要〕金曜文法 三月十五日(日曜) 国男
京華入学試験同じ日だのにお茶の水でもあった。 三月十六日(月曜)晴、寒 あきあ....
「少年の食物」より 著者:木村荘八
で、今云ったモザイクの油絵が珍らしくてたまりませんでした。 当時家兄は、神田の
京華中学へ通っていましたが、兄の中学の友人に伊藤? 何とか云う人がいた。度々その....