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京表
「京表〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
京表の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代日本の開化」より 著者:夏目漱石
らの故跡や名勝に対しても空手《からて》では参れません。御話をする題目はちゃんと東
京表《とうきょうおもて》できめて参りました。 その題目は「現代日本の開化」と云....
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
休神|可被下《くださるべく》候《そうろう》。さて旧臘《きゅうろう》中一寸申上候東
京表へ転住の義、其後《そのご》色々の事情にて捗《はか》どりかね候所、此程に至り諸....
「中味と形式」より 著者:夏目漱石
を受けました。それでわざわざ出て参りました。もっともこの堺だけで御話をしてすぐ東
京表《とうきょうおもて》へ立ち帰るという訳でもないので、現に明石《あかし》の方へ....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
た。
「それでは、いつぞやの染めのこともあるし、私は一両日中に発足して、ちょっと
京表のほうへ行って来ようと思うが――」
いっているところへ、お駒ちゃんが帰って....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
その春の命がいかにも短いように思われてなりませぬ」 「またしてもそのような述懐!
京表よりもどって以来、そこもとはどうも気が弱うなった。いいやいや隠さんでもよい。....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
兵藤 加多! 尊公は藤田氏以下諸先輩の至嘱を忘れたのか? まった、こうして三人、
京表から先生及び拙藩の藩論を一身に帯してハルバル下って来た使命をここで打捨てられ....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
兵藤 加多! 尊公は藤田氏以下諸先輩の至嘱を忘れたのか? まった、こうして三人、
京表から先生及び拙藩の藩論を一身に帯してハルバル下ってきた使命をここで打捨てられ....