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「京雀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

京雀の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
侍の噂だ。 兄が、なかなか腰をあげないのは、内侍の愛に溺れているのだ……という京雀のもっぱらな取り沙汰なのだ。 義助は馬鹿ナと笑っていた。けれど千種忠顕まで....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
然草にそんなことは載っていない。いまの都会とちがって、南北朝時代の京都などには、京雀ともいうほど朝夕わんさと雀が囀ッていたろうし、兼好法師などはその藪雀の一羽に....