人は見かけによらぬもの[語句情報] » 人は見かけによらぬもの

「人は見かけによらぬもの〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

人は見かけによらぬものの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
に、なみなみと注がせて、一口呑んで、じっと、法印をみつめたが、 「それにしても、人は見かけによらぬものッてネ――お坊さんなぞは、鮹《たこ》ざかなかなんかで、かど....
創作人物の名前について」より 著者:夢野久作
はお伽話か神話以来の遺習で、現実味の強い今の小説ではそう手軽く行かないから困る。人は見かけによらぬものという原則に従って、風采の感じと性格の感じとが全然正反対み....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ら。そうだと知れば、少なくともその世話になったことのある自分にとっては一大事だ。人は見かけによらぬもの、恃《たの》みがたないものであるわいと、兵馬も茫然《ぼうぜ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
すらが怖れて近よらなかったと申します、そんな威勢はドコにも見えませんでした。全く人は見かけによらぬものと申し上げるよりほかはござりませぬ。 ただ、たった一つ―....