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今め
「今め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
今めの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「点鬼簿」より 著者:芥川竜之介
所の芥川家へ泊りに行った。「初ちゃん」はこう云う外出の時にはまだ明治二十年代でも
今めかしい洋服を着ていたのであろう。僕は小学校へ通っていた頃、「初ちゃん」の着物....
「窮死」より 著者:国木田独歩
ならぬ。それできょうも朝五銭、午後《ひる》に六銭だけようやくかせいで、その六銭を
今めし屋でつかってしまった。五銭は昼めしになっているから一|文《もん》も残らない....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
しょうね。まだかまだかと、しびれをきらして待ってたんだ。行きますよ、行きますよ。
今めえります」 聞いたような音色が突如として群衆の中から揚がったかと見るまに、....
「吉原新話」より 著者:泉鏡花
、お茶|聞しめせ、と持って出て、梅干も候ぞ。 「いかがですか、甘露梅。」 と、
今めかしく註を入れたは、年紀の少い、学生も交ったためで。 「お珍らしくもありませ....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
る筈じゃ。――権次! 権次! 峠なしの権次!」 「めえります! めえります! 只
今めえります! ――やい! ざまアみろい! 一番手は京弥様。二ノ陣は傷の御前、後....
「火星兵団」より 著者:海野十三
うかがおうとして、ついに一度も、その目的をはたすことが出来ないでいた。ところが、
今めずらしく火星のボートの扉が少しあいていて、中からぼんやりとあかりが見えるので....
「黒百合」より 著者:泉鏡花
今、」 「真暗だな。」 例の洋杖をこつこつ突いて、土間に突立ったのは島野紳士。
今めかしくいうまでもない、富山の市で花を売る評判の娘に首っ丈であったのが、勇美姫....
「「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
其の文を落してしまった。女院は此を御見附になって御所中の女房達をおよびになって「
今めずらしい物を見つけたが此の文の主はだれかしらん」とおっしゃると皆んな神や仏に....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
どを以て漱石を非難攻撃などというのは頗る軽重の標準を失しているではありませんか。
今めしを食て散歩に出る前にちょっと時間がありますから気焔を御目にかけます。長い小....
「紫式部」より 著者:長谷川時雨
の一本が咲いているのが目につく。野菊ではない。友禅菊という、葉や、咲きかたや色の
今めかしい品《ひん》のない花だが、芒のかげに一叢になっているのは、邪魔にもならな....