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今熊野
「今熊野〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
今熊野の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
んど差別のなかったことがわかるだろう。日記文亀元年四月七日の条に、内裏の女中衆が
今熊野の観進猿楽を見物に出かけたことを叙して、故大納言典侍の在世中は、後宮の取締....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
が、何かはつかむ。 生きる途を、夫婦はついに見つけた。 京も端れの蹴上の下、
今熊野の裏に、ちょっと得態のしれない都の中の村がある。 いつも、がちゃがちゃ賑....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
いたというのは、見ない者にはほんとうとも思われぬ程の話ですが、これをこの土地では
今熊野といって、拝んでいたそうであります。 土佐では今一つ。香美郡|山北の社に....