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仏学
「仏学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仏学の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
代に始まる。フランス伝習の陸軍所が建設せられ、御軍艦操練所は海軍所と改められ、英
仏学伝習所が横浜に開かれたのも、その結果だ。小普請組支配の廃止、火付け盗賊改めの....
「文士としての兆民先生」より 著者:幸徳秋水
大家たるのみでなく、亦漢学の大家として諸子百家窺わざるはなかった。西洋から帰って
仏学塾を開き子弟を教授して居た後までも、更に松岡甕谷先生の門に入って漢文を作るこ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
らの約束でもあり、自分の理想でもあったらしく、そこに引籠って、その生活を楽しみ、
仏学を究《きわ》め、和歌をたしなむことに、余念がないという。
主人へは、そのお....
「三筋町界隈」より 著者:斎藤茂吉
ことだから、どうしても全体の風貌が覚官的になって来るとおもうが、長谷川翁の晩年は
仏学|即ち仏教経典の方に凝ったなどはなかなか面白いことでもあり、西洋学の東漸中、....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
で法王は生れながらにしてその位置を占めて居るのですが、このチー・リンボチェは
仏学を学んで博士となった後に、ほとんど三十年も秘密部の修学をしなければならん。修....