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仏敵
「仏敵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仏敵の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
た者は数限りがないわ。京都叡山、天台の座首も御言いじゃ。護持院隆光こそは許し難き
仏敵じゃ。彼を生かしておくは仏の教を誤る者じゃと仰せあったわ。さるゆえ竜造寺長門....
「黒百合」より 著者:泉鏡花
小児を殺したってあんな騒をしやあしまい。たちまち五六人血眼になって武者振つくと、
仏敵だ、殺せと言って、固めている消防夫どもまで鳶口を振って駈け着けやがった。」 ....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
させようという親切な配慮だったことを、ここではじめて諒解する。なおまた、受刑者が
仏敵であるときは、打ちこんだ歯の配列が、仏陀のイニシアルになっている梵字ののフィ....