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仏涅槃
「仏涅槃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仏涅槃の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
を得た君臣の間に黙契があって、お許しはなくてもお許しがあったのと変らぬのである。
仏涅槃《ぶつねはん》ののちに起った大乗の教えは、仏《ほとけ》のお許しはなかったが....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
もある、心配するなというたまま多く香火を燃し、盛んに祭食を陳列して大黒神に向い、
仏涅槃の霊蹟を拝みに多勢の僧がやって参った、何卒《なにとぞ》十分に飲食させて不足....
「親鸞」より 著者:三木清
る。「問ふ、もししからば、千五百年のうちの行事いかんぞや。答ふ、大術経によるに、
仏涅槃ののち、はじめの五百年には、大迦葉らの七賢聖僧、次第に正法をたもちて滅せず....