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仏生
「仏生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仏生の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「こころ」より 著者:夏目漱石
に》の墓だの、神僕《しんぼく》ロギンの墓だのという傍《かたわら》に、一切衆生悉有
仏生《いっさいしゅじょうしつうぶっしょう》と書いた塔婆《とうば》などが建ててあっ....
「雷峯塔物語」より 著者:田中貢太郎
体は地の上に落ちた。道人は起きあがるなりどこともなく逃げて往った。 四月八日の
仏生日がきた。許宣が興が湧いたので、承天寺へ往って
仏生会を見ようと思って白娘子に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のために相《あい》偸劫《とうごう》して罪を造ったと各|呆《あき》れる。その時弥勒
仏生まれて成道《じょうどう》し、件《くだん》の聖王その悴《せがれ》九百九十九人と....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ましょう」 と附け加えました。 「仏頂寺弥助という御仁《ごじん》は知りませんが、
仏生寺弥助殿なら承っております」 と村田がいう。 「同名異人であるかも知れません....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
は地の上に落ちた。道人は起きあがるなりいずこともなく逃げて往った。 四月八日の
仏生日が来た。許宣は興が湧いたので承天寺へ往って
仏生会を見ようと白娘子に話した。....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
、正蔵を写了すると同時に脚部の切断手術をした。なにからなにまで請願どおり運行する
仏生の微妙さにいまさらのようにおどろき、この分なら、続蔵を完了するまでかならず生....
「『日本石器時代提要』のこと」より 著者:中谷宇吉郎
んで、それから学会などにも始終顔が出せるようになった。 こういう具合に、弟の在
仏生活は、大分楽しく、また仕事の方でも能率を大いにあげた。しかし勉強が過ぎて、胸....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
この日花御堂を結構して、小釈迦の銅像を安置することで、この日また比叡山|戒壇堂の
仏生会に、女人等の常は登拝を許されざる者も参詣し、同じ序に東坂本栗坂の上なる花摘....