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「仏舎利〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

仏舎利の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
ったインドの「耶羅陀耶」という坊さんが「日本が負けると大変だ。自分が感得している仏舎利があるから、それを日本に納めて貰いたい」と行勝師に頼みました。行勝師は一昨....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ンなど最愛の夫を救わんと海に入ったすら多く、仏書に風波を静めんとて命よりも尊んだ仏舎利や経文を沈めた譚も少なからず、アフリカのギニアの浜へ船久しく著《つ》かぬ時....
白くれない」より 著者:夢野久作
ひけむ、他意も無げにうち黙頭きつ。此処は筑前国、第四十四番の札所にして弘法大師の仏舎利を納め給ひし霊地なり。奇特の御結縁なれば和尚様の御許しを得む事|必定なるべ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ごまかす》を菜に合せて煮た麁食《そしょく》のみくれたので痩《や》せ弱ったという。仏舎利弗は怪《け》しからぬ不浄食をしたというを聞きて、舎利弗食べた物を吐き出し、....
卑怯な毒殺」より 著者:小酒井不木
出した。彼はそれを病人の顔の近くへもって来て振った。壜の中では、二つの白い丸薬が仏舎利のように、乾いた音をたてて転った。 「さあ、これから、二人で、これを一つず....
法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
中に埋め立てられ、しかもその下に礎石があって、礎石内には普通見る如く容器に納めた仏舎利の存在が発見せられ、為に学界に一大衝動を起した事は、今なお世人の耳目に新た....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
らん。で私は自分の舎にあってまず釈迦牟尼如来の掛物を掛け、その前に釈迦牟尼如来の仏舎利を納めてある舎利塔を置き、大きな銀の燈明台を三つ列べてバタの燈明を上げ、そ....