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「仏龕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

仏龕の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夫人利生記」より 著者:泉鏡花
に、芬と白檀の薫が立った。小さな仏師の家であった。 一小間硝子を張って、小形の仏龕、塔のうつし、その祖師の像などを並べた下に、年紀はまだ若そうだが、額のぬけ上....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
すれば、そこは多分、浅草の観音堂。 ふり仰ぐと、堂閣の千|本廂に、錆びた金色の仏龕が、ほの明るく廻廊を照らしている。 「待って……」 お綱がそこでそういうと....