仕立て下ろし[語句情報] »
仕立て下ろし
「仕立て下ろし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仕立て下ろしの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
るのだから――」
蓋をして、錠を下してしまうと、別に、鼠いろの頭巾に同じ布子、
仕立て下ろしたのを取り出して、
「法印、このサッパリしたのに着けえて、櫃をしょッ....
「雨」より 著者:織田作之助
わすような寒い秋の日であった。 そのとき、豹一は八つ、学校から帰るといきなり、
仕立て下ろしの久留米の綿入を着せられた。筒っ包の袖に鼻をつけると、新しい紺の香が....